出前一丁カップ麺。昔ながらの味を次こそ自分で味わいたい

スーパーのインスタントラーメンコーナーを歩いていると、
どこか懐かしい赤いパッケージが目に入った。
そう、日清の**出前一丁(カップ麺版)**だ。

子どもの頃からテレビCMで見ていた“チョーシューくん”のキャラクター。
「ごまラー油」が決め手の、あの独特の香ばしい香り。
見た瞬間に「うわ、懐かしい!」と思わず手に取ってしまった。

今回もイオン系列のビッグで購入。
値段も安く、まさに“お買い得”。
なんとなく気になって、「久々に食べてみよう」と思い、買い物カゴに入れた。



子どもに先を越される

家に帰って、「よし、今日は久々に出前一丁を食べよう」と思い準備。
お湯を沸かして、いざフタを開けると、
中にはおなじみのスープの袋と、ごまラー油の小袋が入っていた。
見た瞬間、「これこれ!」と懐かしい気持ちに包まれた。


しかしその瞬間、隣から小さな声が。
「これ、食べてみたい!」と子ども。
一度そう言われると、なかなか断れないのが親心というもの。

結局、今回は譲ることにした。
「お湯を入れて3分待つんやで」と教えながら、
一緒に作ってあげることに。

熱々の湯気が立ち上るカップから、
出前一丁独特の香ばしいごま油の香りが広がる。
食べる前からもう“うまそう”の予感しかしない。



子どもの感想「スープが美味しい!」

食べ終わった子どもに感想を聞くと、
開口一番、「スープが美味しい!」と一言。
どうやら麺ももちもちしていて、飽きずに最後まで食べきったらしい。

出前一丁のスープといえば、
あの醤油ベースの中華そば風スープに、ごま油の香りが絶妙にマッチしているのが特徴。
派手な味ではないのに、なぜかクセになる。
その優しい旨みは、どこか“昭和の味”を思い出させてくれる。

子どもの世代にも「美味しい」と感じさせるというのは、
まさに“時代を超えた定番”の証拠だと思う。
1968年発売から、今もなお人気が続いているのも納得だ。


変わらない安心感と信頼の味

最近はカップ麺の種類も多く、
濃厚スープや激辛系、具材が豪華な商品も増えている。
それでも、出前一丁には他にはない安心感がある。

パッケージを見ただけで、
「きっと間違いない味やな」と思える。
実際、昔からある味というのは、
多くの人に長く愛されているからこそ“残っている”のだと感じる。

派手さはないけど、飽きない。
そんな“日常に寄り添うラーメン”こそが出前一丁の魅力。


次こそは自分の番

今回は残念ながら子どもに食べられてしまったけれど、
その様子を見ているだけでなんだか嬉しかった。
自分が昔から知っている味を、次の世代が美味しそうに食べている。
それはちょっとした“世代のつながり”を感じる瞬間だった。

今度は、ちゃんと自分の分を買ってこようと思う。
ごまラー油を入れた瞬間のあの香り、
そして熱々のスープをすすったときの懐かしさを、
じっくり味わいたい。


まとめ

  • 購入場所:イオン系列ビッグ
  • 商品名:日清 出前一丁カップ麺(中華そば 醤油味)
  • 特徴:ごま油の香ばしさと、昔ながらのしょうゆスープ
  • 調理時間:熱湯3分
  • 子どもの感想:「スープが美味しい!」
  • 感想:昔ながらの安心感。味の記憶を呼び覚ます定番の一杯。

出前一丁は、ただのカップ麺ではなく、
どこか“懐かしさ”と“安心感”を運んできてくれる存在。
次こそは、自分で湯を注いで、あの香りを堪能したい。

食卓で親子が同じ味を共有できる――
そんな何気ない時間こそ、幸せなのかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました