
今日は、子供の七五三詣で滋賀県長浜市にある「長浜八幡宮」へ行ってきました。
朝から少し雲が広がっていて、天気がどうなるか心配していましたが、
まるで神様が祝福してくれたかのように、雨が降らずに無事に終えることができました。

長浜八幡宮は、長浜の中でも特に歴史ある神社のひとつ。
広い境内はどこか落ち着いた空気に包まれていて、
鳥居をくぐった瞬間から気持ちがすっと引き締まるような感覚がありました。
ご祈祷の際には、祝詞が静かに響き、
その厳かな空気の中で、子供のこれまでの成長を思い出してしまいました。
まだ小さな手を握っていた頃のこと、初めて歩いた日のこと――
いろんな場面が頭をよぎって、
「ここまで元気に育ってくれてありがとう」という気持ちが自然とこみ上げてきました。
祈祷が終わったあと、神社の方から子供にプレゼントが手渡されました。
袋の中には、千歳飴や小物、おもちゃなどが入っていて、
それを見た瞬間の子供の笑顔が本当に嬉しそうで、
思わずこちらまで笑顔になってしまいました。
子供はすぐに袋を開けて、中身を一つずつ確認して、
「これ見て!」「これも可愛い!」と大はしゃぎ。
その姿を見ていると、
「ああ、自分にもこういう時期があったんだな」と、
ふと自分の幼い頃を思い出しました。

昔は七五三といえば、着物を着て神社に行き、千歳飴をもらうというのが楽しみでした。
あの頃は、なぜ祝ってもらえるのかもよく分かっていなかったけど、
今こうして親の立場になると、
「無事にここまで育ってくれてありがとう」と願う気持ちがどれだけ大きいかが分かります。


帰りの車の中では、子供が袋の中のものを一つ一つ眺めながら、
「これ大事にする!」と満足そうに言っていました。
その言葉を聞きながら、
「成長したなぁ」と改めて感じる瞬間でした。
ほんの数年前までは、
神社の階段を登るだけで「抱っこ!」と言っていたのに、
今では自分の足でしっかり歩き、
ご祈祷の間も静かに座っていられるようになっていました。
そうした小さな変化が、親にとっては本当に大きな成長に感じます。

今回は七五三という節目の行事を通して、
改めて「子供の成長を見届ける喜び」を感じた一日でした。
日々の忙しさの中でつい見落としてしまうけど、
こうして一つひとつの節目を迎えるたびに、
「今」という瞬間の大切さを実感します。
天気にも恵まれ、無事に終えることができたのも、
きっと長浜八幡宮の神様のおかげだと思います。
八幡宮の皆さま、本当にありがとうございました。
また次の節目のときにも、お世話になりたいと思います。
子供の笑顔が見られて、自分自身もあたたかい気持ちになれた一日。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。


コメント